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Nanoデンタルクリニック

月/火/木/金/土 10:00〜18:30 (最終受付18:00)

日/祝 10:00〜16:00(最終受付15:30)水曜休診

※当日予約可(WEB予約枠が埋まっていてもご対応が可能の場合がございます)

MV

歯周病


歯周病とは、その前に…

【歯を支えている骨が溶けてなくなっていく病気】のことを歯周病といいます。
そんなの知ってるよ、聞いたことあるよ、という方も多いと思います。
そんな皆さんに質問です。歯周病で、歯を失うことは怖くはありませんか?
歯を失ったあと、食事がきちんとできるか不安ではありませんか?
歯は28本もあるのだから、数本なくなっても大丈夫、と言い切れるでしょうか?

日本人の定期的な歯科受診の割合は40%です。この数値は、高い・低い、どちらだと思いますか?

皆さんへもうひとつ質問です。
仮に、皆さんが10本ある手の指の骨が溶ける病気にかかったとします。このままにしておくと、指が動かなくなり使えなくなります。
しかしこの病気は、定期的に受診することによって骨の溶ける進行を遅らせたり、止めることができます。皆さんがこの病気にかかったとき、定期的に病院に行きますか?それとも行きませんか?

この病気の方が100人いたとしたら、進行を遅らせたり、止めるために、定期的に受診される方は40人でしょうか?

歯周病とは

日本の成人の約80%が感染している歯周病。歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌に感染し、歯茎が腫れたり、出血したり、最終的には歯周組織が破壊されて歯が抜けてしまう病気です。歯肉炎、歯周炎とも呼ばれています。

歯垢(プラーク)は時間が経つと歯磨きでは取り除くことができない歯石になります。
歯石自体は歯周病の原因ではありませんが、歯みがきでは除去できないため、周囲のプラークの除去を困難にし、専門的な治療が必要になるケースがあります。

当院で行う歯周治療の基本方針

歯周病の原因は色々あります。歯周病の治療の中で最も大切かつ効果的なことは、【汚れ(磨き残し・歯石等)を除去する】ことです。
ご自身での歯磨きと、専門的なクリーニングにより、多くの歯周病は改善することができます。

歯周病治療の特徴

歯周病治療で最も大切なこと

ご自身での歯磨き
歯周病治療や予防で最も大切なことは、【ご自身でのセルフケア(歯磨き)】です。
私たちが行う専門的なクリーニングの回数は、通院中の方で週に1回、定期的な歯周病治療の方でおよそ3か月に1回です。歯は、毎日3食使い、3回歯を磨きます。
週1回の専門的なクリーニングをしたとしても、1日3回×7日(1週間)=21回のうちの1回にしかすぎません。
定期的なクリーニングの場合は、1日3回×7日(1週間)×90日(3か月)=1890回のうちの1回です。

どんなに私たちが専門的なクリーニングをしても、ご自身のケアが不足してしまうと、歯周病の進行を止めることは困難です。
そのため、当院では、ご自宅での【歯磨き】が最も歯周病治療において大切であると考えています。

その他の歯周病の改善のために

1.不良修飾の再治療

次に大切なのは不良修飾の再治療です。目的は、プラークを増加させたり取り除きにくくするプラークリテンションファクター(歯石・不適合修復・補綴物・小帯異常・ポケットなど)を除去したり改善することです。

2.外傷性咬合を除去

さらに大切なのは、歯周組織に咬合性外傷を引き起こし、歯周炎を増悪させる外傷性咬合(外傷性の修飾因子)を除去することです。欠損によっては、残存歯の咬合力の負担を軽減するために、冠、義歯等による処置が必要です。これらの処置により歯周病の症状は改善していきます。

一方、咬合が乱れたり、失われたりしている場合は、安定した咬合を確立し快適な咬合機能を回復させることも必要となります。

歯周病・歯肉炎について

歯周病

歯周病とはどんな病気か

  • 歯肉炎が進行し、歯槽骨の吸収が起こってしまっている状態のことです。

症状

  • 歯周炎の進行により異なります。

歯肉炎

歯肉炎とはどんな病気か

  • プラーク等の滞積により歯肉が炎症状態でありますが、歯槽骨(歯を支えている骨)の吸収が起こっていない状態の事です。

症状

  • 歯磨きなどで出血をすることはありますが、日常生活に支障が無いことがほとんどです。
歯周病になる原因 ・プラーク等の細菌由来
・不良補綴物による医原性由来
・歯並び・噛む力などによる環境由来
歯周病になりやすい人 ・喫煙者
・ストレスを感じやすい方

歯周病と関連のある全身疾患

歯周病症状の段階

軽度歯周病

見た目 歯肉に赤み(発赤)がある事が多い
痛み 多くの場合、痛みがある事は少ない
日常生活の
支障
ほとんど支障が無い方が多い

中等度歯周病

見た目 歯肉に明らかな発赤を認め、歯磨きなどで出血を伴うことが多い
痛み 時々歯茎の違和感や痛みを自覚するも、一週間程度で消失してしまう
日常生活の
支障
硬いものが咬みにくい・歯の動き(動揺)を自覚できることもある

重度歯周病

見た目 明らかな発赤や排膿を伴うことが多く、歯磨きの時出血する
痛み 歯が浮いたような違和感や歯茎のむずがゆさなど典型的な違和感を自覚することがあり、歯の位置が動いたように感じることも多い
日常生活の
支障
硬いものを咬むのは難しく、明らかな歯の動揺を認めることが多い

歯周病治療の流れ

01現在の歯茎の検査(初回検査)

現在の歯茎の検査(初回検査)

歯茎の腫れ・出血・動揺などを調べます。
※全体の掃除の必要性を調べます。

02歯茎の上の汚れ(プラーク・歯石等)の除去

歯茎の上の汚れ(プラーク・歯石等)の除去

初期治療を行います。
歯茎のクリーニングは【煙突掃除】と一緒です。いきなり深いところの掃除をするのではなく、上から順に綺麗にしていく必要があります。

03初期治療後の歯茎の確認と検査(精密検査)

初期治療後の歯茎の確認と検査(精密検査)

初期治療により歯茎がどれだけ回復したかを確認し、結果によっては追加で積極的に掃除すべき部位を特定していきます。
※4㎜以上の数値がある箇所は、歯茎の中の掃除が必須です。

04歯茎の中の汚れ(歯石・汚染セメント質)の除去

歯茎の中の汚れ(歯石・汚染セメント質)の除去

初期治療だけでは対応が難しい歯茎の中の掃除を行い、歯周病の原因を除去します。

05歯茎の治癒確認(精密検査)

歯茎の治癒確認(精密検査)

検査結果に応じて、P重防・SPT・歯周外科・治癒、いずれかの治療に移行します。

06歯周外科

歯周外科

ここまでは盲目的な処置であり、積極的な処置として外科手術(歯茎を開ける)を行い、より直視下に汚れを除去する場合があります。

歯周外科治療(フラップ手術)

フラップ手術とは

歯周ポケットが5mm以上ある場合は、ほぼ100%盲目的な歯石除去方法では、感染源の歯石を取りきることは不可能と言われています。
そのため、直視下で治療をするために、外科的に歯茎を開け、直視下で感染歯石の除去を行う治療方法になります。

どんな症状の時に行う治療なのか

歯周基本治療を行って、症状の改善が見られないときに行われる治療です。
期待できる効果としては、深い歯周ポケットの改善が見込めます。

歯周病で抜歯を行った方が
良いケース

  • 物を咀嚼するという事ができない場合
  • 歯周病に罹患していない歯への悪影響が及ぶとき

歯を抜かずに治療する
メリット・デメリット

メリット

  • 自分の歯が残る

デメリット

  • 予後に不安がる場合がある
  • 費用対効果の問題(矯正治療、歯周外科など)
  • 治療期間の長期化

歯を抜いた場合メリット・デメリット

メリット

  • 長期予後の見通しが立てやすい
  • 治療期間が短い
  • 歯周病による両隣在歯への影響を避けることが出来る

デメリット

  • 欠損補綴が必要

歯周病のセルフチェック

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千葉県松戸市五香8丁目44-6

プラッツ五香2F

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